自分のアイデアで特許を取りたい!出願方法は?

主婦だった福井さんは、子供を連れての地下鉄の乗り換えに不便を感じて、マップを作成したところ、これが大当たり!

地下鉄のりかえ便利マップ

会社を設立し、主婦から年商4億円の社長になりました。

ある日、福井さんは、子供を連れて地下鉄に乗りましたが、どこにエレベーターがあるのかよくわからず、ホームの端から端まで歩いてしまい、とても不便に思いました。

この「不便」という気持ちが、発明に繋がったそうです。
駅一つ一つを降りて、手描きの地図に乗り換え場所を描き込んでいきました。電光掲示板などは、写真におさめ、階段やエスカレーターの場所などは全て手書きで書き込んでいったそうです。

出版社に売り込みましたが、50社以上に「興味がない」と断られました。
営団地下鉄も、最初はまったく相手にしてもらえませんでした。
でも福井さんはあきらめず、また日をおいて何度も何度も粘り強く売り込んでアプローチしました。

ちょうどその頃、社団法人日本能率協会の手帳にも掲載されることが決まりましたが、個人とは取り引きできないから会社を設立してほしいと言われ、福井さんは、有限会社アイデアママを設立しました。

そして、2年越しで説得を続けていた営団地下鉄で、1998年2月、ついに採用決定!
銀座線の全駅を皮切りに、営団線全線にポスターが貼られるようになりました。

地下鉄のりかえ便利マップ img_03

 そして、年商4億円の会社の社長になりました。

さて、自分のアイデアで特許を取るには、どうしたらいいのでしょうか?

まずは、特許庁に出願し、必要な要件を満たしているか審査を受ける必要があります。
 いかに優れた発明であっても、まずは特許出願しなければ特許権を取得することはできません。

出願する場合は、各地に設けられている「知的所有権センター」に一度相談してください。

個人で、なおかつ始めて出願される方は、一度「知的所有権センター」に相談してみましょう。月に2回ほど無料でアドバイスをうけることができるみたいです。

Author: hadmin

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